ふれあい里親と家族旅行2012年8月30日2014年10月2日naruiel

先日もお話しましたが、
去年、里親認定を受けまして、
施設の子どもたちをあずかることができるのですね。

盆、正月などの学校休みには、【ふれあい里親】というものがありまして、
一週間ほど、施設の子どもたちが一般家庭体験を行います。
それで子ども家庭センター(児童相談所)からお願いがあり、
小学5年生の女の子と小学1年生の男の子の姉弟を、
8月13日~19日まであずかりました^^
8月13日のお昼に、
〇市内の施設に子どもたちを迎えに行きました。

小学5年生の女の子は、【みい】(仮名)。
小学1年生の男の子は、【かん】(仮名)。

園の先生の話では、
この2人は特に人見知りが激しく、固まってしまうことがありますので、
慣れるまでにはかなりの時間を要するので、
気長に根気よく接してあげてくださいと、説明がありました。

そう言われていたのですが、なにがなにが。
私たちの車に乗せて、5分でうちとけてしまいました^^;

車の中での会話で

パパ  「みいとかんは、ラッキーなんで~^^」
パパ  「ええとこ行くんじゃけ~」
ママ   「どこだと思う~?」
みい  「う~ん???」
かん  「ん~~」
パパ  「教えてあげようか~^^」
みいとかん 「うん!」
パパ  「おじさんたちは、このお盆にユニバーサルスタジオジャパンと
海遊館とかに行くんで~!」
ママ   「行ったことある?」
かん  「ない^^」
みい  「私たちが一番ラッキーかも~~^^」
ママ  「今まで、ふれあい里親に行ったことはあるん?」
みい  「ない」
パパ  「ほうね~」
ママ  「園は、何人くらいおるん?」
みい  「100人くらい」
パパ  「そんなに、おるんね~」
ママ  「じゃあみんなもう、ふれあい里親に行ったんじゃ~」
みい  「ううん>< みんなじゃなくて20人くらい」
ママ  「え@@ みんな、行けんのん?」
みい  「うん」
みい  「でも、他の兄弟は行けた」
ママ  「え! 二人姉弟じゃあ~ないんね~?」
みい  「うん! 7人兄弟」
ママ  「7人兄弟~~@@」
ママ  「え! みんな施設に入っとるん?」
みい  「ううん! 中学のお兄ちゃんだけは、親戚おじさんの所におる」
ママ  「え! 親戚のおじさんのところね~@@」
みい  「お父さんとお母さん、おらんもん」

ママ  「みいちゃんたちのお家は、〇〇市?」
みい  「ううん! 〇山」
パパ  「ほうね~、おじちゃんが生まれた所も、〇山なんで~@@」
パパ  「毎年、5月に〇〇祭りがあるじゃろ~」
みい  「うん」
パパ  「おじちゃんは、その近くの〇園町におったんで~」
みい  「私たちのお家も近く~@@」
パパ  「どこなん?」
みい  「イトーヨーカドーの近く」
パパ  「ほうね~」
パパ  「おじちゃんがちっちゃい頃は、無かったけど、
おじいちゃんのお墓参り行った時に、行ったことあるよ」
パパ  「ほうね~、偶然じゃね~」

みい  「でも、家事とか、いっぱいせんでもよくなったけえ、よかった」
ママ  「大変じゃったんじゃね~」
みい  「兄弟の中で、女は私だけじゃったけえ、しかたなかった」
ママ  「お父さんがすごく怖かったとかあった?」
みい  「それは無かったけど、家事がいやだった」
かん  「みいちゃん、魚焼いたりするの上手なんよ~^^」
ママ  「みいちゃんやかんは、魚食べれるん?」
かん  「うん! ぼく、魚大好き! でも、みいちゃんは、肉の方が好きなんよ」
ママ  「ほうね~、お家に来たら、魚いっぱいたべれるよ~^^」
パパ  「おじさんのお仕事は、海の漁師じゃけんね~^^」
かん  「何がとれるん?」
パパ  「海のもんは、ほとんどとれるで~^^」
パパ  「エビとかイカとか、貝とかタコとか」
パパ  「1mくらいのヒラメもとれたことがあるんで~!」
かん  「へ~、すご~い」
ママ  「園のご飯は、美味しい?」
かん  「うん」
みい  「でも、かんは先生によく怒られるけえ、おかず減らされるんよ」
ママ  「ええ@@ おかず減らされたら食べる分が少なくなるじゃん」
ママ  「お腹すくじゃろ~><」
みい  「でも大丈夫よ。 ご飯はおかわりできるけえ」
ママ  「じゃあ、かんはご飯ばっかり、食べとるってこと?(笑」
かん  「うん(笑」
みい  「かんの先生、すごい厳しいんじゃけえ^^;」
ママ  「ほうね」
ママ  「給食は、兄弟みんなで食べるん?」
みい  「ううん! みんなバラバラ」
みい  「みんなクラスが違うけえ、一緒に食べれん」
ママ  「え! ほうなんじゃ~」
みい  「6年のお兄ちゃんも違うし、4年生の弟も違うし、保育園の弟たちとも違う」
ママ  「そんなにクラスがあるん@@」
みい  「うん」
ママ  「みんな、ふれあい里親行けた?」
みい  「うん、兄弟はみんな行けた」
ママ  「よかったね~^^」
みい  「どうして、おばさんたちは、みいとかんを選んでくれたん?」
ママ  「え@@ 選んでないよ!」
みい  「でも、先生たちからそう聞いたよ」
パパ  「おじさんたちは、センターから、みいとかんを
1週間あずかってくださいっていう、通知が来ただけよ」
パパ  「おじさんたちは、選べんのんよ」
みい  「え! そうなんじゃ~」
みい  「でも、このおじさんとおばさんでよかった^^」
ママ  「どして~?」
みい  「他の里親さんは、みんなおじいさんおばあさんとかじゃもん」
みい  「若いけえ嬉しい^^」
ママ  「え、じゃあ、おばちゃんは、何歳くらいに見える?^^」
みい  「う~ん・・・、22くらい?」
パパ  「4年生と1年生の子どもがおるのに、そんな若くなかろ~^^;」
ママ  「ん~~、うれし~~^^v」
ママ  「何でも、好きなもの買ってあげんといけんね~^^」
パパ  「おばちゃんは、もうすぐ39よ~^^」
みい  「え~~、見え~~ん@@」
ママ  「じゃろ~~^^」 パパ ^^;

みいたちと出会った時から気になっていたのですが、
みいとかんの着ていた服は、
擦り切れて毛玉もすごく、汚れもしっかりと落ちていないものを着ていたのですね。

パパ  「みいとかんは、お昼ご飯、どこで食べたい?」
みい  「う~~ん」
ママ  「遠慮せんで、ええんよ^^」
パパ  「マックでも行くか~^^」
かん  「うん、行く~!」
パパ  「園に来て、ハンバーガーとか、食べに行ったことある?」
かん  「ない」
みい  「園からは、どこにも出れんもん」
みい  「出れるのは、小学校に行く時だけ」
パパ  「ほうね~@@」
パパ  「マック食べて、大阪に行く服でも買いに行こうか~^^」
みいとかん  ^^v

〇〇から広島市内へ行き、
そのショッピングモール内のマックで昼食をすませ、
話を訊くと、
みいは帽子も持っていないし、子どもとして必要な物を園に持って来ていなかったので、
それらも買ってあげました。

そして、かんはおもちゃを一つも持っていないとのことなので
買い物を済ませた後

パパ  「よっしゃー!」
パパ  「ほいじゃ~、これからトイザラスに行くか~^^」

みいとかん ニヤ~~^^

パパ  「今まで頑張った、神様からのプレゼントじゃ^^」
パパ  「おじちゃんとおばちゃんからじゃ~ないんど」
パパ  「神様は、ちゃんと、みいとかんのことを見てくれとるんじゃけえ^^」

みいとかん 言葉にできないほどのにやけようで^^

パパ  「欲しい物、何でもゆうてみ^^」

んん??? 今勢いで、やばい事、言ったような。
何でもというと、待てよ、
プレイステーション3とかニンテンドーWiiとかもありってこと???
やばい(大汗
私の頭の中で、スロットマシーンが回り始めました(笑

かん  「3DS~!」 ニンテンドー3DS
みい  「私も!」

パパ  ^^; 冷汗たら~~ スロットマシーンで3DSがそろいました(笑
パパ  「3DSか~~」 なんでもない顔をしながら^^;

ママ  「DSゆうて、お金あるん?」 コソコソと
パパ  「そういや、子ども手当が残っとったろ!」 コソコソと
ママ  「うん」
パパ  「我が子もよその子もいっしょよ^^」
パパ  「それでなんとかなるじゃろ^^」

パパ  「今、大天使っていう偉い天使さんに相談したら、
みいとかんはいい子にしとったけえ、買ってあげてええと^^b」
みいとかん 「やった~~^^」 とジャンプしながら大喜び

私はこの子たちの淋しさが、痛いほど分るのですね。
実は、私も里親ではないですが、
そういった正式な認定を受けてはいませんが、
子守をしてくれる60歳代のおじさんおばさんに見てもらっていた時期がありました。
私が生まれてから4歳くらいまでの間、
父は昼、会社で働き、
母は夜の仕事で、共働きであったため、
ほどんどあずけっぱなしという感じでした。
夜になって、家明かりの夜景を見ていると、とても淋しくて、
「お母ちゃ~ん! お父ちゃ~ん!」と、妹がよく泣いていました。
私は兄なので、ぐっとこらえていましたね。

なので、
みいとかんは、これまで淋しさに耐えながらがんばってきましたので、
少しはハッピーな事があってもいいかなと^^

DSじゃなくてもいいと思うのですが、ま、いっか(笑

みいとかんは、家に着いてから、
アイとナイトともすぐに仲良くなりました^^b

3日目には、
うちの子供たちのように、
みいとかんは、私たちのことを【パパ】【ママ】と自然と呼ぶようになりました。

2日目のお昼ご飯
ふれあい里親⑱

3日目 近くの海水浴場に行きました
ふれあい里親①

夜には花火をしたり
ふれあい里親⑲

そして、16日からは大阪に行きました。

1日目はユニバーサルスタジオジャパンに
ふれあい里親③

ふれあい里親④

人の多さと暑さで、この時期はちょっぴり失敗したかなと^^;
全てのアトラクションは、90分待ち以上でした><
ですので、フリーパス以外に、
90分も待たずに順番を飛ばして早く乗れる、
エクスプレスパスというものを別に買うはめに^^;
まともに90分待っている人たちを横目に、
すいすい順番が進むので、気持ちいい気持ちいい。

ジェラシックパーク・ザ・ライドのボート
ふれあい里親⑤

私、ナイト、かんは、
このボートの先頭になりまして、
水しぶきをまともにかぶり、私はパンツまでビショビショに。
あ~涼しかった~^^b

でも、ジョーズのアトラクションに並んでいると、
施設内のジョーズの写真や予告映像などを見て、
かんが泣き出したのですね。

かん  「う~~~・・・、こわ~~い(T∇T)」
かん  「う~~・・・、う~~~~(T∇T)」
パパ  「かん」
パパ  「男がそれくらいで泣くなよ~」
パパ  「同じ一年生のナイトは、泣いてないど」
パパ  「なきょーたら、ジョーズよりも、パパの方が怖いんど~ 」(笑

しかし、泣き方ですぐ分ってしまいました。
私たちに、甘えたかったのだなって^^

ママ  「まあ、どうしても、かんが怖いって言うんじゃけえ、
バックトゥーザフューチャーにしようか!」
その他の子供たち 「え~~~><」

ということで、
バックトゥーザフューチャーに乗りました。

ふれあい里親⑥

ワンピースのイベント期間でしたので、こんな門が
ふれあい里親⑦

パーク内を歩いていると、3人組のかわい子ちゃんがいましたので、
私がナンパして、ひっつかまえてきました(笑

コスプレしたお兄さんたちは、
こころよく、一緒に写真を撮らせてくれました^^
ふれあい里親⑧

アイ 「え! あの人たち、男の人?」
パパ  「当たり前じゃろ~、見てわからんのん^^;」

1日目は、USJだけで終わってしまいましたね~。
というか、1日では足りない足りない><

あ~、早くベトベトの身体をキレイにしたいと思いながら着いた旅館。
10人部屋の和室で、広い広い!
ふれあい里親⑨

私も畳で、いつも通りにくつろげましたね~^^b

2日目の午前中は、海遊館に

ふれあい里親⑩

世界でも最大級の水槽に、
家族みんな、大満足!
みいもかんも、すでに家族です^^

ふれあい里親⑪

いや~、大きな水槽には癒されました~!

午後からは、ミナミへ。

ふれあい里親⑫

私も大阪に住んでいたことがあるのですが、
新世界を回ったのは初めてでした。

日本橋で、みいとアイがAKBグッズを買った後、
道頓堀方面に向かいました。

途中のなんばグランド花月前
ふれあい里親⑬

どこに行っても、人人人!
というか、この暑い中、歩く歩く^^;
今、何キロ歩いているのって感じで。

お決まりのカニの前
ふれあい里親⑭

節電でカニの足は、動いていませんでした。

こちらもお決まりのグリコの前
ふれあい里親⑮

みいとかんも、私たちの家族らしく、
乗りも良くなってきましたね^^b

この後は心斎橋のアーケード内を見て回り、
心斎橋駅から、地下鉄御堂筋線に乗って、
新大阪まで行きました。
ミナミは、石の仕入れのついでによくきますので、
地理感や地下鉄がどのように通っているのかわかります。

新大阪駅で、またまた新幹線の運転士さん乗務員さんを
捕まえてきて(笑
ふれあい里親⑯

またまた、こころよく一緒に写ってくれました^^
ありがとうございますm(_ _)m

あっという間の、一泊二日。
ふれあい里親⑰

ママも子供たちも、もう1日泊りたい~>< って。

帰りの新幹線の中で

みい  「すっごい幸せ~!」
みい  「パパとママの子供に生まれてくればよかったな~」

ママ  「でも大丈夫よ」
ママ  「他にも、週末里親ってのがあるけえ、子ども家庭センターに、
そのお願いを出してみるけえ^^b」
ママ  「金曜の夕方、迎えに行って、土~日と来れるようになるかもしれんけえ」
みい  「うん」
ママ  「パパ、ええよね?」
パパ  「ええよ^^b」

あっという間の一週間でした。

施設に帰る時の車の中では、
みいは、帰りたくないな~って言っていました。

施設でバイバイする時には、
先生の前だからなのか、
再び固まりモードに戻ってしまいました。

2人は無表情でしたが、
この子たちの気持ちを想うと、切なくなりましたね。

そして、3、4日後に、みいから手紙が届きました。
その手紙には、
「ママ、さみしいです。私はあれからずっと泣いてばかりです。
ママも同じ気持ちですか?
さみしくてさみしくて、胸が苦しいです。
今度は、いつ会えますか?
ママ、早く迎えに来てください。待ってます!」と。

嫁さんは、目をうるうるさせていましたね。

今回のふれあい里親で、発見できた事は、
嫁さんが、みいとかんを、我が子同然に接してくれ、
そのように怒ったり笑ったりしてくれました。
2人がパパママと呼んでくれることも違和感がなく、
最初から6人家族のようでしたね。

我が子もよその子も分け隔てなく愛情深い嫁さんに、
この嫁さんと結婚して良かったなと、
あらためて思いました。

全国には、みいやかんのように、
大きな愛で包み込んで欲しいと願う子どもたちが沢山いるのですね。

そのような子どもたちに、私たちは何が出来るのか。
もっと考える機会をいただきました。

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