怖れ(ストレス)に対する身体の防御システム2013年5月20日2014年10月2日naruiel

今日は少し、生物学のお話をしたいと思います。

私たち人間(動物)は、
どういったシステムで病気や身体の不調を引き起こすのか、
ご存知ですか^^

私たちが生きていくために、生存システムが備わっています。
この生存システムの中には、
【成長・増殖モード】と【防衛モード】の二つがあります。

【成長・増殖モード】の時、
毎日、数十億もの細胞は消耗して死んでいき、
それを補うために細胞分裂を繰り返します。
そして、身体の50兆~80兆個の全ての細胞は、
生きるために常にエネルギーを作り出しています。
この時、血液はほとんど内蔵や脳に流れています。

防衛システム①

これが私たちの本来のモードです^^

しかし、
私たちが怖れを感じたりストレスを感じると、
成長・増殖モードにあったシステムが、
【防衛モード】へ、カチ~ン!と切り替わります。

防衛システム②

私たち人間や動物は、
【成長・増殖モード】と【防衛モード】を同時に機能させることは
できないのだそうです。
二者択一ということです。
これは身体だけのシステムではなく、
一つ一つの細胞にも備わったシステムです。

動物たちがどんな時に防衛モードになるかといいますと、
例えば、
木に登っているチンパンジーが遠くにライオンを見つけたとします。
そんな時に、防衛モードへと切り替わります。

人間の場合はどうでしょう。
ライオンに襲われるといった危険はありませんので、
私たち人間は、
日々の怖れやストレスによって、防衛モードへと切り替わります。
例えば、
職場の人間関係や生きていくためには食料(お金など)を確保しなければならない、
または原発や地震、戦争に対する不安などなど。
沢山ありますね~^^;

この【防衛モード】には、またさらに2つのモードがありまして、
【闘争・逃走モード】と【免疫系モード】があります。

チンパンジーや私たち人間も含め全ての動物は、
外部からの細菌やウイルスといったものなどに対する防御以外では、
【闘争・逃走モード】となり、
逃げるまたは闘うために手足などに血液が集中します。

防衛システム④

これにより、筋力がパワーアップし、
逃げたり、または闘ったりするために、
エネルギーを沢山使うことができます。

この時にインフルエンザなど病気になっていても、
【免疫系モード】よりも【闘争・逃走モード】が優先され、
ほとんどのエネルギーがそちらに使用されます。

動物たちの場合は、
ライオンから逃げ切り安全になれば、
再び【成長・増殖モード】へと戻ります。

ですが人間の場合は、
怖れやストレスがなくならない限り、【防衛モード】の
またさらに【闘争・逃走モード】が続いた状態が続きます。

あるテレビ番組の『逃〇中』で、
ずっとハンターに怯えている感じでしょうか。
私も何年、
ハンターに怯え続けたのでしょうか(笑

防衛システム③

職場の人間関係や生きていくためには食料(お金など)を確保しなければならない、
または原発や地震、戦争に対する不安などなど、
これら怖れやストレスがなくならない限り、
【闘争・逃走モード】のままで、
私たち人間は、
病気を回避したり治したり、
または健康な状態を維持するためのエネルギーを、
ほとんど怖れやストレスのために使用していることになります。
脳への血液(エネルギー)も減少しますので、
精神疾患も引き起こす可能もあることになります。

怖れやストレス状態にある時、
脳もしっかりと機能しないのですから、
これでは入学試験や資格試験でも、しっかりと実力を発揮できないかもですね^^;
結婚式のスピーチでも緊張しすぎて、
「ほ、ほ・・・、本日は、晴天なり^^; 」なんて言ってしまったりして(笑

大雑把にはこのような感じです。

こういったシステムにより、
私たちは【免疫系モード】ではなく【闘争・逃走モード】のままです。
大病のほどんどは、慢性ストレスが原因なのかもですね。

『病は気から』とはよく言ったものですね^^;

前にお話しました、
【ニコニコパワー】でのお話しで、
笑顔や笑うことには癒しや免疫を高める効果があるといいましたが、
そのように、
笑顔や笑うことで、
【闘争・逃走モード】から【免疫系モード】へ。
さらには、
【防衛モード】から本来の【成長・増殖モード】へと、
スイッチを切り替えることができます^^b

最近のちょっと笑い話ですが、

広島ではあるテレビのチャンネルで、
時代劇の『水戸〇門』を再放送で夕方やっています。
ナイトはそれを見ていたようでした。

以前、大阪で買った小判のおもちゃを私に見せてこう言うのです。

ナイト  「これが手にはいらぬか~~!」
パパ  ???
ナイト  「これが手にはいらぬか~~!」 ひつこく私に小判を顔に向けて
パパ  「これが目に入らぬか~! じゃろうが~(笑 」
パパ  「ゆうか、手に入れとうないわい(笑 」
アイ   「目に入ったら痛いよ~~(笑 」
パパ  「そりゃ、痛いわい^^; ゆうか、ほんまに入れんわい^^; 」
パパ  「ゆうか、そういう意味じゃ~ないんよ^^;」
ナイト  「これが目に入らぬか~~!」 私の目に入れようとしながら
パパ  「バカ、やめ~や!」
パパ  「危なかろ~が^^;」
パパ  「目がつぶれるど~~」
パパ  「友達には絶対に、そんなことすんなよ~~」
ナイト  「うん^^; 」
パパ  「これが目に入らぬか~、って言うんはの」
パパ  「これに気付かんと、おおごとするど~~、っていう意味よ」
(これに気付かないと、大変なことになるぞ~)
パパ  「わかったか?」
ナイト  「うん」

数分後

ナイト  「ここに毛がはいらぬか~~!」

今度はそっちかい^^;
と思った私でした(笑

私の母も大病を患っているのですが、
これからもあらゆる方法で笑わせて、
スイッチを切り替えてあげたいと思っています^^b

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