パパ　「絶対に取れんって」
パパ「こんなに豪華なんじぇけ～＾＾；　」

パパ「ええ＠＠　」　

落ちん＠＠

がっちり掴んで上まで持ち上げて行きます。

パパ「上で止まった時、落ちるよ＾＾　」

パパ「ええ＠＠　」　

落ちん＠＠

上いっぱいに上がりきった反動でも
落ちませんでした。

もしかしてと思い始めました＾＾；

アームはカプセルを掴んだまま
静かにカプセルを落とす穴までむかいます。

ママ「ええ！」
ママ「ええ！」
ママ「うっそ～～～～！！！」　

１フロア中に聞こえるほど大きな声で

カプセルが　『ポト！』

ママ「キャ～～～～！！！！！！」　

か～な～り
恥ずかしかったです＞＜

近くのベンチに座っていたみず知らずの女子中学生に

ママ「見た？＠＠　見た？＠＠　今の？」

ソフトクリームを食べていた女子中学生たち。

時間が止まったように口が止まり
あっけにとられながら
「うん＠＠　」
な感じでただただうなずく

パパ「ちょいちょい、ママ～＾＾；」
パパ「声でかいよ～＾＾；」

ママ「ごめ～ん＾＾；」
ママ「だって凄いんじゃも～ん＾＾；」

パパ「ナイト、食堂のおばちゃんに」
パパ「取りましたって言ってこい＾＾」

ナイト「うん　＼（＾ ＾）／　」

パパ「ナイトが取ったことにしとけよ～＾＾　」

ナイト「うん＾＾　」

冗談で

ナイト「ええ＾＾；　」　

かんべんしてよ～っていう顔で（笑

パパ「今日はナイトの日じゃの～～＾＾　」

パパ「こりゃ～、お姉ちゃん（アイ）が、はぶてるわ＾＾；」　

広島弁で　はぶてる＝すねる

ママ　「じゃね～＾＾；」

アイ「私みたいに元気で活発な女の子」

パパ「何歳くらいなん？」

アイ「う～ん」
アイ「わからんと」

パパ「だいたいでええんよ」
パパ「小学生とか高校生とか大人とか」

アイ「高校生くらいと」

パパ「ほうね」

パパ「なに人なん？」

アイ「日本人」

パパ「名前は？」

アイ「わからんっていうか無いって」

パパ「ほうね」

パパ「何でこのラミエルの人形に入って来たんか訊いて」

アイ「今まで探してきた人形の中で、自分に一番似とったんと」

パパ「ふ～ん」

アイ「この霊もツインテールじゃったんと」

パパ「いつ頃、死んでしもうたんね？」

アイ「まだ死んでないって！」

パパ「ええ＠＠」
パパ「死んでない～～＠＠」

パパ「どういうことね」
パパ「まだ生きとるんね？」

アイ「うん」

パパ「わっけわからんわ～＾＾；」

パパ「んん？？？」
パパ「生霊ってこと？」

アイ「ほうと」　

パパ「生霊がうちに入れるわけないじゃん」

パパ「家にはシールド張ってあるし」
パパ「パパの倍音フィールド に入れんはずで」

アイ「悪い生霊じゃあないんと」

パパ「悪うない生霊がおるんね？？？」

アイ「生霊全部が悪いわけじゃあないんんと」

アイ「なんかね」
アイ「いいな～ってすごく思ったり」
アイ「すごい憧れとか」
アイ「別に悪い気持ちばっかりで生霊が生まれるわけじゃあないんと」

というか生霊＝低級存在と思い込んでいました＾＾；

パパ「じゃあ」
パパ「その高校生の女の子は前からスーパー〇〇が好きじゃったわけ？」

アイ「その人は人形はすごい好きなんじゃけど」
アイ「スーパー〇〇は知らんのんと」

アイ「生霊が勝手にラミエルの人形を見つけて入ったんと」

パパ「ほうね！」

パパ「ちょっと生霊に伝えてくれんかね＾＾；」
パパ「せっかく見つけて入って来て申し訳ないんじゃけど」
パパ「この人形はパワードールっていうて」
パパ「天使の分身を入れるために作った人形じゃけえ」
パパ「この人形から出てもらうことになるんよって」

アイ「　『ええ＞＜』ってようる＾＾；」

パパ「ええ！って言われてもの～～＾＾；」

パパ「ラミエルの分身入れるには、出てもらわんとの～＾＾；」

パパ「どうしゃ～ええかの～＾＾；」

数分して

アイ「生霊が」
アイ「天使の分身入れたあと、この人形の側におるだけでもダメかと？」

パパ「どうなんかラミエルに訊いてみてや」

アイ「それは大丈夫と＾＾　」

パパ「パワードールのパワーに影響ないんね？」

アイ「全く大丈夫と＾＾ｂ」

パパ「ほうね＾＾」

パパ「ほいじゃったら一緒におりんちゃいって言うて＾＾」

アイ「良かったって＾＾」

パパ「ほうね＾＾」